歩くことと健康

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    今日の話題は、歩くこと です。
    歩くことが健康によいというのは、皆さん良く知っていることですが、実践になると大丈夫と胸をはれる人は少ないと思います。歩くことは体温も上げてくれますし先月号でお話した免疫力をあげる効果もあるといわれています。そうして自然なぜん動で内臓が刺激され腸内環境もよくなり おなかも良くすくようになります。まさに最高の運動が歩くことです。 夏の間は暑くて無理でしたが、9月ともなれば歩くのに良いさわやかな日も多くなります。
    是非 一駅あるいてみませんか?
     私事ですが震災以来 横浜駅から一駅にある店舗まで雨の日以外歩くことにしています。
    横浜駅から地下鉄を利用して店舗まで約15分のところを 歩くと30分弱です。電車の待時間を考えると10分余分に自宅を早く出れば大丈夫だと気がつきました。ウエストはベルトの穴一つちじまりましたし、ひざ痛も腰痛も肩こりさえおさまった気がします。
    まず体力 大変な時代だからこその健康管理です。
    しっかり歩いてお弁当でバランスの良い食事をして 
    さわやかな秋を楽しんでください。

    日常にある毒物

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      朝ラジオを聴いていたら聞こえる除草剤の宣伝 ペットに現れた病気の原因の匂いけしスプレー 汗を抑えるスプレー蚊を退治するかとり線香や24時間つけパなしの○○マット ゴキブリ退治のスプレー 食品に含まれる添加物 野菜に振りかけられる農薬 洗濯物に入れる芳香剤 プラスチックを食べているようなマーガリンやコーヒーミルク

      みんなただちに健康に影響はないものを多数取り入れた結果は、今あなたの体自体が人体実験のサンプルです。
      皮膚病 アトピー 血圧 心疾患 肝臓病 医者は因果関係を知っていますが 

      いえません。

      笑いの話

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        笑いと医療の問題を研究されている高柳 和江先生は笑いを三つに分類されています。

        快のお笑い・・・おいしいものを食べたとき、びっくりした跡で安心した時の笑い
        社交上の笑い・・・人間関係上でへつらい笑うこと、過去のことを思い出して笑うこと
        スピリチャルの笑い・・・試合後のガッツポーズ 達成感を得た後の笑い

        最後のスピリチュアルの笑いが、もっとも大事だとおっしゃっています。
         笑うとリンパ球が増えて免疫力が高まることは、NK細胞活性を測定することで科学的に証明されているそうです。
        大いに笑って脳内モルヒネを出し、自然治癒力をそだて健全な細胞の分裂や分化を促進させていきましょう。

        毎日の食事

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          今月は人口の3−5%いるといわれている、ウツの人と食事と散歩のお話です。
           トリプトファンとビタミンB6とを同時にとると、脳内に減少しているセロトニンが増えるといわれています(もともとうつ病とは何らかの原因で脳内のセロトニンが不足して起こるもので、抗うつ剤はセロトニンを増やすお薬です)。その成分が 多く含まれているかつお・まぐろ。はまちなどの海産物 肉類 酪農品を多く摂る事 とともに お米・麺類などのデンプン類を減らすと効果が上がるようです。
           またお散歩がかなりの効果があり一日に30分程度の散歩が推奨されています。
          このお散歩ですが。先日ラジオでプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが、お話されていました足首のおもりアンクルウエイト 早速ネットで調べて注文して始めてみました。歩きながら自然に足腰の筋肉の増強になると評判のものです。片足500g 1キロ 1.5キロ 2キロなどがあり1セット1500円前後で売られています。ご興味がありましたら調べてみてください。三浦さんいわくひざ痛などもなくなったそうです。
           歩くことジョギングなどの方法については諸説(かかとから着地 いいえ全ての動物はつま先から着地)などと色々ありますが、なるべく大きな歩幅で姿勢良く、蟹股にならないよう一本の線を両方の親指で踏んでいくように歩くと良いそうです。お散歩のルートも時間の無いときのルート 余裕のあるときルート 坂道が混じったルートなど色々にコーディネートすると面白く、自分の10分間のルートが何キロにあたり何歩で行くかなどと調べてみるのもお散歩を続けるこつです。あくまで自発的にやるのが良く一人でこつこつとニヤニヤと、はじめてみてください。体が健康になると心も健康になるといいます。

          早いですが、熱中症対策

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            今月の健康通信は熱中症にかかりにくい、汗の出やすい体質を作ることを考えてみました。 汗が出やすい体質とは体温調整機能が良好で暑いと感じる前に汗が出て体温を下げてくれる体質です。ではその汗はどうすればよく出るようになるのか?汗の元は血液中の水分で皮膚の汗腺におおく血液が流れていれば汗が出やすいといえます。アルブミンという聞きなれないたんぱく質がここでは重要です。血液中のアルブミンは血管の外側にある水分を取り込む働きがあります。運動をするとアルブミンを合成しやすい状態になります。汗を書くくらいなやや強めの運動をして運動後アルブミンの材料になる牛乳を飲む。これを繰り返すと1-2週間で暑さに強い体質になれるそうです。運動は朝晩の涼しい時間に体調に合わせて行ってください。汗をかいた後では牛乳はどうもという方は、ヨーグルトやアイスクリームでも良いみたいです。アレンジしてやってみてください。今月は東京新聞の“なっとくQ&A”に教えていただきました。
            節電の情報を最後にひとつ 一時間 クーラーを適温でつけるのとテレビを見るのとではどちらが電力を使うと思いますか? 正解はテレビのほうがクーラーの1.5倍使用するようです。昼のピーク時にテレビをつけないことだけでかなりな節電になると思います。テレビを消してクーラーを適温でつける。これも節電・熱中症対策です
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            免疫力を高める体操

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              今月の健康通信 1
              先月は免疫力と歩くことの話でしたので、今月は会社や家庭でできる免疫力をあげる1分間体操です。
              まず両足を肩幅に開いて立ちます。両手のひらをまっすぐ耳の横に立て、体をそらします。腰痛や腹筋背筋の弱い方は、ゆっくり無理なく行ってください。
              このとき、鼻から息を吸って口から吐き出すように呼吸します。何回か呼吸をしていくと。腹筋がプルプル震えてきます。これを30秒間または30回呼吸をする間 続けます。これを2セット 朝夕やってみてください。背骨もすっきり 腹筋もつきますし、体温も上がる傾向です。これは免疫学の安保 徹先生の著書から教えていただきました。
              もう一つは、“しこ”です。
              おすもうサンがやっているこのシコは、なかなか奥が深い運動で、体の体幹 バランス 足腰の筋肉が鍛えられます。模範となる動きはテレビで中継されるときに良く観察してみてください。これも無理なく行ってみてください。
              一日に30分歩くこと、適度な体温を上げる運動をすることで体の免疫力を上げ、バランスの良いお弁当を食べ 快適にお過ごしください。

              歩くこと

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                歩くことが健康によいというのは、皆さん良く知っていることですが、実践になると大丈夫と胸をはれる人は少ないと思います。歩くことは体温も上げてくれますし先月号でお話した免疫力をあげる効果もあるといわれています。そうして自然なぜん動で内臓が刺激され腸内環境もよくなり おなかも良くすくようになります。まさに最高の運動が歩くことです。 夏の間は暑くて無理でしたが、9月ともなれば歩くのに良いさわやかな日も多くなります。
                是非 一駅あるいてみませんか?
                 私事ですが震災以来 横浜駅から一駅にある店舗まで雨の日以外歩くことにしています。
                横浜駅から地下鉄を利用して店舗まで約15分のところを 歩くと30分弱です。電車の待時間を考えると10分余分に自宅を早く出れば大丈夫だと気がつきました。ウエストはベルトの穴一つちじまりましたし、ひざ痛も腰痛も肩こりさえおさまった気がします。
                まず体力 大変な時代だからこその健康管理です。
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                スポーツと食事

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                  今月は甲子園に出でるような 運動選手の食事の話です。成長期でもあり運動時間も強度も半端ではないため一日 約4300Kcal も摂取しているようです。せっかく強度の強い練習をして食事をしても成績に個人差が出るのは、実は間食による栄養バランスにあるようだと専門の栄養士も報告しています。
                   選手に間食のことを話すとき ポテトチップスやチョコレート菓子1袋は、ご飯どんぶり1杯以上のカロリーがありビタミン・ミネラルがほとんど含まれていませんよ、それにその分しっかりした食事が取れなくなりますよ。などと話すそうです。これも選手本人の自覚が大事で、よそから何回も説得してもだめだそうです。日韓ワールドカップ当時の代表監督 トルシエ氏が選手のコンビに出入り禁止にしたのは、この間食禁止にあったのは有名な話です。

                   三食ないしは2食 しっかりしたバランスの良い食事を取ることに気をつけて厳しい夏を乗り切りましょう。お昼の食事は食品数の多い当店のお弁当をぜひ、お勧めいたします。

                   甲子園といえば節電に大いに関係がありまして、夏の甲子園時の電力使用量がピークであることは周知なことです。テレビとクーラーを同時に使用するのがその原因ですから。放送だけでも夕方にずらす、などとすれば原発を再稼動させなくても良いのではないかと、思うのですが・・・
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                  うつと食事の話

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                    JUGEMテーマ:健康


                    今月は人口の3−5%いるといわれている、ウツの人と食事と散歩のお話です。 トリプトファンとビタミンB6とを同時にとると、脳内に減少しているセロトニンが増 えるといわれています(もともとうつ病とは何らかの原因で脳内のセロトニンが不足し て起こるもので、抗うつ剤はセロトニンを増やすお薬です)。その成分が 多く含まれて いるかつお・まぐろ。はまちなどの海産物 肉類 酪農品を多くとる事 とともに お 米・麺類などのデンプン類を減らすと効果が上がるようです。 またお散歩がかなりの効果があり一日に30分程度の散歩が推奨されています。 このお散歩ですが。先日ラジオでプロスキーヤーの三浦雄一郎さんが、お話されていま した足首のおもりアンクルウエイト 早速ネットで調べて注文して始めてみました。歩 きながら自然に足腰の筋肉の増強になると評判のものです。片足500g 1キロ 1.5キロ 2キロなどがあり1セット1500円前後で売られています。ご興味があ りましたら調べてみてください。三浦さんいわくひざ痛などもなくなったそうです。 歩くことジョギングなどの方法については諸説(かかとから着地 いいえ全ての動物 はつま先から着地)などと色々ありますが、なるべく大きな歩幅で姿勢良く、蟹股にな らないよう一本の線を両方の親指で踏んでいくように歩くと良いそうです。お散歩の ルートも時間の無いときのルート 余裕のあるときルート 坂道が混じったルートなど 色々にコーディネートすると面白く、自分の10分間のルートが何キロにあたり何歩で 行くかなどと調べてみるのもお散歩を続けるこつです。あくまで自発的にやるのが良く 一人でこつこつとニヤニヤと、はじめてみてください。体が健康になると心も健康にな るといいます

                    パレスチナ側からの報告

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                      テレビではイスラエル側からだけの意見を流すのみ
                      パレスチナからの意見も聞いてみてください。

                      沈黙を破る の著者 土井敏邦さんからの報告です。


                      「子どもたちの眼に羞恥ではなく、“誇り”をみたい」

                      ―ラジ・スラーニ氏・インタビュー(7月10日)―

                      土井敏邦

                      (Q・今のガザの状況を教えてください)
                       この新たな「戦争」は、3人のユダヤ人入植者が誘拐され殺されたことのきっかですが、
                      イスラエルは事件があったヨルダン川西岸のヘブロン市だけではなく、西岸全体またガザまで攻撃の対象としたのです。西岸では大量にハマスの指導者たちを逮捕し、ヘブロン市とその周辺の村々に外出禁止令を敷き、家を一軒一軒捜査し始めました。また住民の家々を急襲し、住民を脅迫し侮辱し、ハマスの指導者たちの家屋を破壊しました。さらに以前ガザで誘拐されたイスラエル兵(シャリート)との捕虜交換で釈放された元政治犯のパレスチナ人を再び逮捕しました。その数は数百人に及びます。イスラエル軍はパレスチナ自治政府の治安警察も無視して、少しでも不審だと思ったら、たとえ自治政府の人間でも射殺します。彼らはフリーハンドなのです。
                       3人のイスラエル人少年の誘拐・殺害後はイスラエルの中に怒りが渦巻き、パレスチナ人少年が犠牲になりました。モハマド・アブクデール(16歳)です。それがまた西岸で怒りと暴力の新たな波を引き起こしたのです。
                       また同時に、西岸の事件とはまったく関係のないガザ地区でも、イスラエルは繰り返し、ハマスの指導者たちを暗殺すると脅迫しました。それも公にです。そしてイスラエルの世論は復讐を要求したのです。

                       イスラエルは10日前(6月30日)からF16やドロン(無人飛行機)、アパッチ・ヘリコプターなどによってガザの攻撃を開始しました。いわゆる「クリーンな爆撃」と彼らは言います。それはガザ南端のラファから北端のベイトハヌンまで空爆し、個々人を標的して住民を殺すことはせず、ただ住民の間に恐怖心を植えつけるというのです。そしてガザ全体には安全圏はないと感じさせるようというのです。
                       しかしこの「戦争」の最初に、イスラエル軍は6人のハマス武装メンバーを殺害しました。つまりもはや「クリーン」ではないのです。ハマスはそれを受け入れることができません。イスラエルは自らの宣言を破ったのです。それでパレスチナ人側は報復しています。つまりイスラエルが挑発し、この「戦争」は始まったのです。
                       それがこの「戦争」の引き金なのです。イスラエルは当初から、ハマスが反撃を開始することを望んでいました。それに応戦し降伏させようと考えていたのです。その空爆のやり方は、気が狂ったように猛烈に激しい爆撃です。ガザ全体を爆撃し、標的にした者は確実に殺害し、破壊する。イスラエルは新たな作戦を作り上げ、12時間の間に24人を殺害し、220人を負傷させました。また85軒の家を破壊しました。その作戦は、例えば私、ラジ・スラーニがハマスがイスラム聖戦のリーダーであったとすれば、私がそこにいようといまいと、私の家を爆撃するのです。F16によってです。ガザ中部のハンユニスのアブ・カワレ一家がその一例です。5人の子どもを含む7人を殺害し、28人を負傷させました。ベイトハヌンのハマッド一家も同様に、近所の男性がコーヒーを飲んでいて、傍にハマッドの妻と母親がその部屋にいました。そのとき空爆され、孫たちを含め6人が死亡したのです。

                       イスラエル軍は住民、家族を破壊し抹殺しようとしています。破壊とテロです。軍事的な攻撃目標などないのです。これまで犠牲者の中にハマスやイスラム聖戦のメンバーは6人から多くても10人ほどです。他の犠牲者は一般市民で、その数は今のところ87人です。その数は時間ごとに増えています。武装組織のメンバーたちの大半が地下にもぐって表には出てきません。だからイスラエル軍は彼らの家、農園、インフラを狙って攻撃するのです。そこに人がいようがいまいが構わないのです。住民の殺戮と負傷によって、住民に恐怖を植え付けようとしています。それが、200万人が暮らすこの360平方キロの広さしかない狭いガザ地区で起こっているのです。ここは世界でも最も人口密度の高い地域です。イスラエルにはF16やアパッチ・ヘリコプターがあり武装艦船を持っています。それを用いて24時間、砲爆撃を繰り返しているのです。それだけでは満足せず、ある地域では地対地ミサイルまで用いています。誰も満足に眠ることができません。夜に動くものは、車でもモーターバイクでもすべて爆撃されます。即座に、です。夜の間、ガザをマヒ状態にしようとしています。日中でもガザでは普通の車を使うことが困難です。私は今60歳ですが、こんなことは私の人生の中で一度も経験したことがありません。

                       この「戦争」、爆撃の前からガザ地区はとても特殊な状況に置かれていました。これまで2度もイスラエルの激しい攻撃にさらされ、多くの建物は再建されてはいません。また封鎖によって、ガザは経済的にも社会的にも窒息状態に置かれています。その封鎖の影響はあらゆるところに及んでいます。ハマスとファタハの連立政府が成立したばかりですが、ヨルダン川西岸から新たな政府要人がガザへ来て業務を引き継ぐこともできません。ガザ地区は非常にひどい状況下にあるのです。
                       現在、イスラエル軍の地上侵攻についての噂が大きくなっています。イスラエルには大きな政治的な意見の分裂があります。ネタニヤフは気が狂っているかようです。もしイスラエル軍がガザ地区に侵攻してきたら、多くのイスラエル兵が殺されます。今は空爆によって、ガザはまさに「象が侵入した庭」のような状況です。しかしイスラエル軍がガザに侵攻したら、何千人という兵士が殺されます。一方、ガザ住民は少なくとも1万から1万5千人が殺されることが推定されます。イスラエル軍はガザに侵入すると流砂の蟻地獄のような状況になります。だからイスラエルの軍や諜報部門は侵攻を望んでいないのですが、政府が圧力を加えています。しかもまったく仲介者がいません。ハマスはエジプト政権に、「我われはあなた方と話をしたくない。あなた方はイスラエルの側に立っていて、我われはあなた方を信用しない」と言っている。そのハマスの指導層の大半は地下に隠れています。彼らが表に出てくれば、即座に暗殺されるでしょう。

                       この事態は短期間では終わらず、長期化すると私は思います。とても困難で、血にまみれたものになるでしょう。何日かではなく、何週間も続きます。
                       ガザの住民はまだ抵抗を支持しています。ハマスに対する不平・不満はなく、イスラエルと彼らがやっていることに対して激しい怒りを抱いています。またイスラエルを支持するアメリカやヨーロッパなどの立場と対応に怒っています。2008−2009年、また2012年のガザ攻撃で犯した罪によってもイスラエルは何の罰も受けなかったので、自分たちは免罪され、やりたいことは何でも自由に行動できると思っている、と多くのガザ住民は感じています。
                       ここで起こっていることは簡単です。ここは法が支配する世界ではなく、ジャングルの掟(おきて)が支配している世界なのです。一般市民を保護する基本的で原則的な法さえ欠落しているのです。
                      私は今国際的な組織と接触をとっています。彼らは住民が標的にされ、多くの人が殺され、負傷していること、ガザ全体に医療品が不足していること、また病気や負傷した人が封鎖によって治療にエジプト側に出られないことをとても心配しています。
                       あらゆるガザ住民が不安に震えています。まったく展望が見えないからです。イスラエルはここでは「全能」です。住民は苦しみ泣いています。それは道理にかなったことです。私は最悪の事態が起こることを恐れています。時間が経つごとに、前よりさらに事態は悪化し、今日は前日よりもひどい状態になっています。

                      (Q・夜は動くものが標的にされる中、救急車は動けるのですか)
                       爆撃は四六時中続いています。24時間ずっとです。夜に動く物体や人は全て爆撃されます。

                      (Q・もし夜に負傷した場合、どうやって負傷者を病院に運ぶのですか)
                       とても難しい状況です。動くのがとても困難なのです。昨夜、ハンユニスの海岸で爆撃がありました。住民はただカフェに座っていただけです。電気もなく、テレビも見られない状態でした。それに対してイスラエル軍は海上の艦船から砲撃したのです。5人が死亡し、20人が負傷しました。病院に駆け込むことができなかったからです。その1人は脚が切断され、本人がその切断された脚を抱えてジャーナリストたちに見せたのです。とても困難な状況です。まったくイスラエルはガザ住民の被害など気にかけない。女性や子どものこともまったく気にかけないのです。

                      (Q・薬品や食料が不足しているとのことですが、説明してください)
                       ガザの保健省の大臣が昨日(7月9日)私のところに電話をしてきて、病院で必要な医薬品の種類の25%が不足しているとのことでした。さらに他の25%も明日までに底をついてしまうというのです。今朝(7月10日)までの負傷者は520人です。その負傷者のすべてに薬品や手術、縫合糸が必要です。その基本的な薬品がないのです。とても深刻な状況です。いつもなら、エジプトとの国境が開かれ、エジプトやトルコやチュニジア、フランス、英国から医薬品や医者や看護師など医療関係者たちがエジプトから入ってくるのですが、今は誰も救援に来ません。国境が封鎖されているからです。もちろんイスラエル側の境界からも入ってこれません。だから殺戮、負傷、破壊がさらに深刻なレベルとなっているのに、明日(7月11日)までに医薬品の種類の50%が底をついてしまうのです。
                       ICRC(赤十字国際委員会)ガザ支部の幹部と昨日話をしましたが、2、3日の間に医薬品を搬入しようと試みていますが、それはわずかな量で、不足している薬品全てを補うものにはならないとのことでした。それさえできなければ、深刻な事態になります。
                       それ以外にも、手術や透析のための電気が不足しています。またガザ全体が燃料不足の状態です。だから事態はとても複雑な状況です。これは人工的に生み出された大惨事です。

                      (Q・食料は?)
                       今のところ、食料は大丈夫です。もちろんいい状況ではありませんが、人々はなんとかしのいでいます。ガザ地区では野菜や果物などが生産できます。しかし長期的にはわかりません。イスラエル側から物資が入ってくる検問所は今、機能していません。だからまもなくこの問題が深刻になるでしょう。ガザ住民の85%に食料を配給しているUNRWA(パレスチナ国連難民救済事業機関)は深刻な危機にあります。深刻な財政難のためであり、食料を搬入できない状態です。すぐに食料配給ができない状況に追い込まれます。しかも今はラマダン(断食月)です。

                      (Q・ラファとエジプト側との地下トンネルはどういう状況ですか。機能していますか。イスラエルがトンネルも爆撃していると聞いていますが) 
                       全体としてトンネルは機能していません。物資の搬入は枯渇しています。この2、3日間、ガザ・エジプト間の14キロの国境線沿いの地域全体をイスラエル軍は爆撃しています。しかも特殊な爆弾によってです。とても大きな重量の爆弾です。

                      (Q・外国のジャーナリストはガザにいるのですか)
                       昨日から外国人の存在を確認できました。昨日になってやっとできたのです。BBCワールド、BBCチャンネル4、BBCラジオ、それに「シュピーゲル」などドイツのメディアなどです。だから昨日から外国のメディアの存在について話ができるようになりました。特派員たちがガザに入ってきています。

                      (Q・2012年のガザ攻撃と今回では何か違いがありますか)
                      空爆のレベルも質も違います。今回はF16、ドロン(無人飛行機)、アッパッチ・ヘリコプター、地対地ミサイルなどあらゆる武器を用いています。また標的もガザの指導者たちの大半の家を攻撃しています。すでに125軒のハマス指導者たちの家が破壊されました。ハマス指導者たちは誰もがその家を破壊され、さらに死傷者が出ています。
                       もちろん2012年のガザ攻撃もひどいものでした。しかし今回は住民を心底からの恐怖に陥らせています。前回はイスラエルも一般市民の被害を避けようと注意を払っているようでした。しかし今回は誰もがこの攻撃から自由にはなれないのです。自分の家に留まっていたとしても、比較的静かな地区に住んでいても、家が空爆の衝撃で揺れるのです。家の天井が自分の頭上に崩れ落ちるのでは感じるほどです。非常に危険な状況です。
                       この状況は前例はありません。こんな事態に直面したことがありません。

                      (Q・なぜイスラエル軍はハマスの指導者たちを攻撃できるのですか。情報をイスラエル側に流すパレスチナ人の「協力者」がいるのですか)
                       「協力者」(collaborator)はいつでも存在します。占領者がいる所には必ず「協力者」がいる。彼らが占領者イスラエルの眼、耳、鼻、手となっています。とりわけF16やドロンには協力者が必要です。「協力者」たちは標的の家や車を特定します。その動きや武器倉庫などの情報をイスラエル側に流します。
                       イスラエルはハマスやイスラム聖戦のメンバーたちに「死刑判決」を下し、それを実行しています。しかもそれを彼らの権利だと思っている。例えばラジ・スラーニを殺そうと思えば、私の家を爆撃し破壊する。そして家族を殺す。これは戦争犯罪です。誰も暗殺する権利はないのです。組織の指導者たちを「懲罰」するためにこれほど冷血な手法で殺害し、家を破壊することは許さないことです。ジュネーブ条約や国際刑事裁判所でもこれは戦争犯罪です。これは全く違法な行為です。

                      (Q・世界の眼はイラクやシリア情勢に向き、ガザの情勢だけに注目しない状況です。また3人のイスラエル人少年の誘拐と殺害が事の発端であると報道されています。このような国際社会の見方にあなたはどう反応しますか)
                       シリアやイラクの問題はあります。イエメンやエジプトやチュニジアの問題もあります。パレスチナだけが特別な問題ではないことはわかっています。
                       しかし我われはこのタイミングを自ら選んだわけではありません。
                       もう1つ忘れていけないのはブラジルでのワールド・カップです。世界の関心がそこに向かっている時期です。
                       しかし私が腹の底から感じるのは、今のガザの状況の特別な“空気”です。一般に国際社会が事態を理解するのに2、3日を要します。今ここで起こっている事態を国際社会がやっと把握し始めています。
                      今回のようにテルアビブやエルサレム、昨日のディモナ(イスラエルの核施設のある町)、ハイファへのパレスチナ側のロケット弾攻撃はこれまでにない事態です。テルアビブはマヒ状態にあります。多くの市民がシェルターに隠れ、この3日間は学校や仕事に出られない状態です。イスラエル人はこの事態に怒っています。
                      彼らは今ジレンマに陥っています。セキュリティー(安全)に不安を感じ、今は「抑止力」について話を始めています。しかし誰も抑止できないのです。ガザからのロケット弾攻撃はずっと続き、ガザ住民は降伏もしません。自分たちの強靭さを自覚しています。もちろん住民はイスラエルの攻撃に苦しみ、恐怖に怯えています。
                      しかし同時に、この攻撃を甘受し何の抵抗もしない「いい犠牲者」でいいと思っている者はだれもいません。中にはこの被害を自分たちが求めているものを手に入れるための“代償”なのだと考える者さえいます。我われは「いい犠牲者」にはなりません。

                      他のアラブ世界からも連絡が届いています。エジプトからもです。この2日間に驚いたことにエジプトの知人から電話をもらいました。彼らは「パレスチナ・ガザへの連帯」と言うのです。彼らもとても動揺し、とても後ろめたく感じています。これがパレスチナとそれを取り巻く“空気”です。パレスチナで起こっていることを誰も無視できません。これまでイスラエルといろいろ共謀してきた自治政府のアブマーゼン(大統領)でさえです。西岸のパレスチナメディアも変わってきています。パレスチナTVは24時間体制でガザの状況を伝えています。西岸のメディアがです。
                      西岸の住民はガザ攻撃に抗議するデモをやり、イスラエルに対する抗議行動を起こし始めています。国連の安全保障会議では、私はナンセンスだとは思うけれど、協議が行われています。国際刑事裁判所もイスラエルを非難し始めています。アブマーゼンはイスラエルを非難し始め、「この事態は決して受け入れがたいことだ。ひどすぎる」と公言しています。彼ははハマス指導者のメシャルと電話で会談し、またエジプト側に国境を開けるように要請しました。

                      (Q・昨日、あなたは私に「人間の尊厳が命より大切だ」と言いましたが、爆撃で家族を殺された住民の中には「ハマスのロケット弾攻撃のために自分たちはイスラエルの攻撃によって、さらに苦しまなければならない。後生だから、ロケット弾で攻撃するのは止めてくれ」という住民も少なくないと思いますが)
                      もちろん多くのガザ住民は「人間の尊厳が命より大切だ」ということに賛同しないかもしれない。我われは弱い人間だし、個人の利益を最優先に考えがちです。「人間の尊厳が命より大切だ」というのは、私自身について言っているのです。ただ私だけではく、私の周囲の理性的な人もそうです。この封鎖や攻撃の後は、ガザは“動物農場”のような状況です。封鎖、失業、貧困、分断、爆撃、殺戮、流血・・。下水道も管理できず、下水を海に流さなければならず海を汚染している状態、自分の運命も自分で決められず、建設的な生活をすることもできず、普通の人間のように行動することもできない。だからガザの人々はもう失うものはないのです。この悲惨な状況、非人間的な状況に置かれているのです。私たちは今すぐにはパレスチナを解放できなことはわかっています。しかし少なくとも人々はイスラエルの抑圧と攻撃を甘受するだけで抵抗しない「いい犠牲者」ではありたくはないのです。人間としての“誇り”と“強さ”を持ちたいのです。たしかに人々は流血し、気を失い、すべてを失ったという絶望感もある、それでも人々は自由と人としての尊厳を大切に思っているのです。そして自分の子どもたちの眼に、羞恥ではなく、“誇り”をみたいと願っているのです。


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